情報の精査
わからないなりに情報を整理していくとわからないなりにパターンが見えてきます。
しかし、この時にわかろうとしたり、わかったと思った瞬間にわからなくなります。
わかったというのは、
このパターンでいいんだ!!
と考えた瞬間です。
この時、既に情報は古くなっています。
常に情報は流れているのです。
一瞬で変化します。
それを捉えるのは並大抵の話ではありません。
常に自分も変化していなくてはなりません。
決まったことなんて何もないのです。
そういう世界に自分自身が常に身をおいていなければなりません。そのことを言うと反発する人が必ずでてきます。
怒ってくる人もいます。
それではどうすることもできないじゃないか・・・
確かに、それもわかります。
私達は、三次元の世界で生きていますが、それと同時に時は流れて行くので、常に変化しています。
これを忘れてしまうと、それは現実世界ではなくなります。三次元の世界だけしか見てない訳です。
虫の種類は現在100万種類ぐらいわかっているそうです。
しかし、この地球上には、わかっていない虫が、1億種類ぐらい、いるのではないかという説と3000万種類ぐらいじゃないかという説、300万種類ぐらいじゃないかという説があるみたいです。
なんとまぁ~予測ですらこれだけの開きがある訳です。全然わかっていないのです。
3000万種類と予測した説は、アマゾンの一本の木に生息している虫がどれぐらいいるかを統計的に調べた結果だそうです。
世論調査みたいな方法ですが、それで答えがわかったみたいに考えている人がいる訳です。
常識的に考える人は300万種類ぐらいじゃないかと言っているそうです。
しかし、どっちにしても結局わかってないのです。
わかったとかわかるというのがいかに曖昧かがわかります。
そんなことより、わからないことをわかった方が余程自然です。
つまり、受け入れるということです。
わからないということをわかろうとしない。
それは現実をみていないということです。
現実は、わからないが答えです。
事実を追求すればする程、わからないと言う答えにたどり着いてしまいます。
しかし、表面的な答えを求める初心者は、安易な答えで満足してしまう。それは、プロではありません。
少なくとも真実を伝えてはいません。
何があるかわからないから面白いのです。
理由なんて存在しないのに、そこに答えがあるのです。それが感じるという答えです。
そうしていると答えらしきものが見えてきます。答えと言うより、できることが増えてきます。
このチャレンジは、ずっと続きます。多分、一生続きます。
それは可能性に満ち溢れた世界です。
なぜ、安易にわかったとか、わかるとか言って安易な安心を求めるのか不思議でたまりません。
大事なことはわからないことがわかるということです。
それが力を抜くということです。
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