左後に倒れてみて
左後ろに倒れてみて、違和感を感じたと思ったら。次は右前の方に倒れてみてください。
主に左側に倒れにくいと思っていても、よく感じてみると、右前も違和感があることに気づくはずです。
一方向に問題があれば、必ずその反対側に問題があることが多いのです。絶対ではありませんが、そういう傾向が強く現れます。
物理的な問題を考えれば、それは非常に納得できることだと思います。上半身が左なら、下半身は右というような力の配分になるのは、物理法則を無視していないからだと思います。
簡単な実験ですが、その物理法則を感じる為にも、ひとつの実験として面白い方法だと思います。
この現象から分かることは、人間は常に揺れているということです。重心は固定しているのではなく、常に揺れているので、重心には幅があるということです。
また、下半身と上半身は常に連動しているということがわかります。
アナトミートレインの図を見ても、今回のような筋肉の使い方の傾向があることを示していました。
別にその図を見て書いたわけではないですが、たまたま、ネット上に記事が載っていました。
私がそのようなことを書いても話題にはなりませんが、一つの名前が付けられ体系に沿った書物になると、それを大きく取り上げられるというのは、非常におかしな話だと思います。
こんな簡単なことで、誰でも感じられることなのにわざわざそれを本に書いて名前を付け、それには感動するのに、無名の私が考えたことには感動しません。