呼吸と回旋


よく患者さんで呼吸がしづらいという人を見かけます。

こういう方は、今までの呼吸の原理から考えると呼気が優位になって、吸気ができない状態=肩甲骨が動かない状態を連想できます。

また、自分はまっすぐ座っているつもりであっても、回旋運動が無意識に入って固定していると、最大吸気が最大ではなく吸えない状態になっている可能性もあります。


呼気は一時的に緊張が緩みますが、強い呼気で力がでます。つまり緊張です。

回旋運動が自然な状態になっている場合、吸いきっても、それ以上吸いきれず、呼気優位になっている可能性があります。

つまり緊張しっぱなしで緩められない状態と言えるでしょう。

最大呼気をすると最大吸気までいける可能性はありますが基本的に回旋状態にあると最大吸気にはなりません。

深呼吸をしても身体を捻った状態で息を吸っている訳ですから最大吸気にはならないということです。


このような状態の時に胸椎3番から5番あたりの緊張を触診すると緊張しているのがわかります。

呼吸がしづらいという人は、最大吸気にしてから胸椎3番~5番を小さく左右に回旋してみると回旋した時に呼吸が入ってくるのがわかるはずです。

つまり、普段が回旋しているので、回旋することで身体が一時的にまっすぐになり最大吸気になり呼吸が入るということです。


しかし、胸椎3~5番を触診しても緊張していないことが時々あります。

ところが視点を変えると、奥に異常な緊張があることに気づきます。

肩上部から垂直下方向に軽く押さえると奥の方に問題があるのが伺えます。

これは、肺の問題なのか?


と思えますが、肋間筋の緊張かもわかりません。

こういう場合、リンパ管に熱反応があって、胸部全体にひろがっているのを感じる場合もあります。


イメージを立体的に捉えると、浮かび上がってくる像に違いがあるということです。

触診も点で捉えた場合、線で捉えた場合、面で捉えた場合、立体で捉えた場合では大きな違いがあります。






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