上部頸椎の動きと迷走神経
- Shyuichi Nakamura
- Nov 13, 2021
- 1 min read
昨日の続きです。
昨日の動画と見比べてみれば違いはあきらかですが、上部頸椎の動きは迷走神経の通っている場所であり、迷走神経の機能を考えると、胃腸にも影響を与えていることはあきらかです。
逆に考えると胃腸から消化器系を通って口腔の異常を起こす場合もあるのではないかと考えられます。
逆も真なりです。
実は、この動画の方も歯茎の痛みから鼻にまで痛みが出ていたという状態でしたが、調整後に首の動きが良くなり、それと同時に鼻の痛みは軽減し、歯茎の圧痛だけになってきたみたいです。
ここで大事な観察は、軽減したということです。決して全てが治った訳ではありません。それが大事です。
解剖学を勉強していると、このような生理機能的な解釈が可能ですが、一般的には、歯茎の痛みがあれば歯科という考えになると思います。しかし、首の動きと迷走神経という考えからすると奇妙なことではありません。
迷走神経から胃腸、胃腸から口腔というのは全く別の経路ではないとわかります。
身体は一つですから離れているところは、どこもありません。どういうつながりであっても関係が深い浅いはあるにしろ、つながっています。
風が吹けば桶谷が儲かるような関連性もなかにはあるみたいです。
そこが面白い。
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