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一般の方向け勉強会 2023.12.10

主に「場」のことに気づいてもらえたみたいです。

それも含めて勉強会なのだと思います。


★★★★★★★★★★★★★★★★★

東京支部長の本橋です。


昨日は、今年最後の御薗治療院一般の方向け勉強会でした。

私は何度もこの勉強会に参加させていただいていますが、毎回熱く賑やかな会になるので、今回もそうなるだろうという期待の元、開始時間近くに会場に入ると、やはり場の空気が違うのに気づきました。

すでにたくさんの方が和室の畳に座られているが、前列の方の方は正座されてお待ちになっているし、人数が多いためにお隣さんとの距離が近いのですが、和んでいる雰囲気が伝わってくる。

「あっ、これはまさに昭和の家庭の感じではないか!?」

そう思いました。

距離感が近く狭い部屋で食卓を囲み、その距離感が和の明るい空気をつくる。

食卓の一人ひとりが明るくリラックスして、これからの食事を楽しみにしている様子。

このエネルギーが参加者の方々から感じられるのは、専門家向けの勉強会とまた違うところです。


濱井千恵先生のお話しから始まると、皆さん一同に気が濱井先生に集まり、信頼のやわらかな空気感がある。

濱井先生はいつも一般の方、専門家の方に限らず、生きていく上で役立つ知恵を教えてくださります。

特に印象深かったのは、両手を前に出す動き、動きについては日頃研究しているので、武道と通じるところもあり、より自身の動きのバリエーションの幅が広がり、指導の確度が高まりました。

驚いたのは、濱井先生が開脚蹲踞(かいきゃくそんきょ)をして、床にお尻を着け、そのまま真っ直ぐ立ち上がったことです。

流石!濱井先生と感心してしまいました。


中村秀一先生は、いつも通り顔見知りの参加者が多い中で、楽しく明るく始められ、時折参加者の笑いを誘う。

今回、お風呂で気づいたと言う、動きの実験は脳の認知とも関わり、日頃の指導に大いに役立つヒントが得られました。

参加者同士で舌の状態をみて、身体の状態と合わせて確認し合ったり、ご自身の健康のために、よーく向き合っていらっしゃるのが分かります。


今回は、私も少しお手伝いをさせていただき、中村先生からの学びを何人かの方にお伝えさせていただきましたが、びっくりするほど皆さん真剣に聞いてくださいました。

ほとんどの方は私の話しを初めて聞いたと思うのですが、素直に聞いてくださり、明るい雰囲気の中に真剣な眼差しを感じました。

そして、一般の方の感度が高く、「これやわらかくなりましたよねー」と触ると、すぐさま頷かれるのです。

「?」という人がかなり少ない。

これには参加者ご自身に対する意識の向け方の賜物かなと思いました。

私のお客様にもそうなってほしい。

関わった人にそう伝えたい。

より決心を固める機会となりました。


この中村秀一先生の一般の方向け勉強会を東京で開催したい。

来年、実現したいとモチベーションアップができました。


この和気藹々とした雰囲気をつくってこられた御薗治療院の皆さんの素晴らしさ、そして参加される方々の「より良い人生を」という思いが、唯一の「場」をつくるのだと、改めて感じました。


勉強会後翌日に宿泊施設の大浴場で朝風呂に入りました。

私より年配者が多く見られましたが、ふっと湯船の中で隣をみると、すぐ横にご高齢の方が湯に浸かっておられました。

この距離感こそ「昭和だな〜♨︎」と言う感覚に襲われ、何の違和感もない家族のように笑みを浮かべたことは、私しか知らない。





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