シンスプリントの続き
子供がシンスプリントを起こすぐらいの負荷を運動でかけるのは方法だけではなく精神にも影響が出るということを昨日は書きましたが、そういう傾向の強い子は頭蓋骨に影響が出るようです。
手足の運動と関係のある脳神経系ではなく、精神と密接に関係のある神経の作用も落ちるような気がします。また、それは頭蓋骨そのものにも影響が出るようです。
側頭部や蝶形骨の大翼(こめかみ)あたりを触るとシンスプリントの痛みを起こしている同側が腫れた感じにもなります。もちろん、全ての人ではありませんが、原因がそんなところにあったとしたら治らないのは間違いないでしょうね。
原因というより、誘因(可能性のある一つの原因)なんだと思います。それらが複合的に異常を起こしてシンスプリントという症状になっていたりする訳です。
つまり、どんな症状が出てくるかは未定ですが、一つの誘因が様々な症状を引き出してくるということだということです。
一つ一つの誘因が複合的にあわさって症状が出ているとすれば、単なる運動障害ではない可能性は否定できません。
好きなスポーツであったとしても、様々な理由で嫌いになったりすることがあります。本人は好きだと思っていても無意識が拒否している場合もあります。また親の期待や周囲の期待があると辞めたいと思っていても辞められないこともあります。そしてそれを口にできないこともあります。
そういう理由から身体の痛みが出ている場合は、痛みを止めることが最善の方法だとは思えません。
症状は、その人にとってのよりどころ(最後の砦)だったりすることもあるのです。
子供は、元気に自由にルールをやぶって運動するようにして欲しいなぁ~と常々思ってます。そんなスポーツ障害を起こしてしまえば、大人になってもスポーツを楽しめなくなったり、意欲がなくなってしまったりしてしまわないかと思って不安になったりします。
高齢者も一番大事なことはルールではありません。子供と一緒のようにルールをやぶってというのはあまり得策ではないでしょう。ゲートボール場で言い争いになったという話しを昔聞いたことがありますが、それは子供じみてます。
もっと、自分の身体に向き合うように運動した方が良いと思います。
それをキチンとやってからゲームに集中するならスポーツはリフレッシュするとても良い運動になるのは間違いありません。
自分の思いと動きをつなげる運動を心がけて欲しいです。
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