エネルギーの移動を妨げる

エネルギーの移動を妨げる場所というのは、ある程度決まっているようにも思います。一般的にはそれが穴と呼ばれているのだろうと思います。その中でも注目するポイントは関節でしょう。

東洋医学における穴も関節部位に多く存在します。そして手首、足首の先にも多く存在しています。


もちろん、穴は頭部や背部にも多く認められるのですが、エネルギーの移動という観点から考えると、末端から中枢、中枢から末端に向かう流れが必要です。それが関節に伝わり動力に変えて歩行などの運動エネルギーに変えている訳です。手足の関節周囲にポイントが多くなるのは自然なことでしょう。


関節は直接可動する部位なので異常も起こりやすいと考えられます。どんな部品でもあっても可動する部分というのは熱を持ちやすく摩耗し破壊してしまいます。生体は、その破壊と修復を繰り返しながらもエネルギーを伝達し、関節の可動を滞りなく行っているということになる訳です。

その均衡が崩れた時に痛みや緊張が起こると考えると、どのようにエネルギーが伝わっているかを知ることは何よりも重要だと考えられます。

つまり経絡の流れ、もしくは経絡の流れのようなものを捉えられなければならないということになります。


そのエネルギーの通りが悪くなりやすい場所に何らかの刺激を与えることで通りやすくすると考えたのが鍼灸の考え方の一つだろうと思います。エネルギー伝達がうまくいけば機能はあがり、運動能力もあがって効率が良くなるはずです。


しかし、その殆どは物理刺激だと勘違いされ、エネルギーの交換とは理解されていないようです。

その人の身体のエネルギーを外部から足したり引いたりすることはできません。滞っている場所から希薄になっている場所へのエネルギーの移動が重要になってくる訳です。

つまり必ずしも障害を起こしてる部位に刺激を与える必要はないということです。


もちろん、怪我や慢性的な鬱熱の為に破壊が進んでいる場所は、直接刺激を与える必要もあるはずですが、大事なことはエネルギーの移動をスムーズにさせるということです。


力が抜けないのは、そのエネルギー移動が上手く行われなかった結果だと言えます。







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