イメージは何かを変化させる
イメージだけでは物質の見た目を変えることはできません。
ただ、機能を変えることはできるのではないかと思っています。
あくまでも仮説であって、科学的な検証はこれからだと思いますが、まずは事実を積み上げていかないと新しいものは生まれないと思います。
手の小指と左顎から首のあたりを意識して引っ張ると、小指の支持力が落ちて関節が抜けるような感じになります。
しかし、右顎から小指を引っ張っても抜ける感じはありません。
手首から引っ張っても小指の支持力は落ちません。
変化しているのは右顎なのか左顎なのか、手首なのかという意識だけですが、それに呼応するように身体は反射しています。
この現象が何を意味しているのかを考える必要があります。
臨床家にとっては、身体を変えることが最大の目的です。
既存のものだけでは説明できない何かがあります。
意識が身体の機能を変えるとしたら、何が作用しているのか?
単なる思い込みなのか?
それとも何かの作用があるのか?
思い込みであるなら、思い込みも再現性がなければなりません。