なぜ力を抜くのは難しいのか?
- Shyuichi Nakamura
- Dec 24, 2021
- 1 min read
力を抜くのが難しいのは、このエネルギーの移動を上手くできないからかもわかりません。
それならエネルギーの移動をやりやすい状態にしてあげれば良いということになります。
鍼灸は、経絡という概念を使って、このエネルギーの移動をやりやすくさせることが一つの目的になるのではないかと思います。つまり経絡を触れることができないとエネルギーの通りがわからず結局症状のあるところや圧痛点だけを刺激してしまうことになります。
エネルギーの通りがわからないということは、経絡の流れを認識できていないということです。
経絡を触れることができないこととエネルギーの移動ができないということとは矛楯しないのではないかと思います。
経絡を触る時、指先に力が入っていては絶対にわかりません。
かと言って完全な脱力でもわかりません。
脱力状態にしながらエネルギーを保ち続けなければならないのです。つまり抜力です。
だからこそ、どの状態が力が抜けた状態なのか、どの状態が力が入る状態なのかをしっかり明確に認識している必要がある訳です。きっと経絡を触ることができないというのは、脱力と抜力と力みの認識が上手くできていないことによるかもわかりません。
Recent Posts
See AllAIとの会話を文章にしてみました。 「エネルギーの話ですが理論上一円玉が完全に分解するとどれぐらいのエネルギー(例えば家庭のどれぐらいの電力量)という形で計算してみてください。」 エネルギーとは何かというヒントになると思い、こういう質問をしてみました。 AIの回答...
今年はじめての大阪セミナーです。 自己トレーニングによる身体操作 「見る」だけで、世界が変わる? 量子力学と東洋医学の不思議な共通点 選択することさえできれば、様々な治療法に応用できる 治療法は沢山学んだし、知識は増えたけど臨床にいかせていないと感じる方 【開催日時】 ...
Comments