咳
- Shyuichi Nakamura
- Aug 17, 2023
- 2 min read
咳が出るとどうしても肋骨が硬くなります。
また横隔膜も緊張したりして、呼吸を狭めてしまいます。
咳は、体力をかなり使うので、呼吸ができないと、なかなか太れなくなったりします。
横隔膜を上手く使えないからだと思いますし、それぐらい体力を使うのだろうと思います。
風邪をひいて咳がでて胃腸にくるというのも横隔膜が鍵を握っているように思います。
胸が硬くなると胸の筋肉は当然緊張します。
胸だけでなく、広背筋や肩甲間部の筋肉、そして肩甲骨の動き(肩甲胸郭関節)、肩や肘、手首の動きまで片寄っった動きになってしまったりします。
また側頸部のリンパ管や前頚部のリンパ管、顎のあたりのリンパ管の腫れも起こって、顎の動きまで悪くなったりします。
顎は呼吸の最後の砦です。
最後の呼吸は顎で行います。
よく観察すると胸も右と左で違いがでてきます。
そうなると、必ず胸の幅が左右で違ってきたりします。
バランスというからには、何かの基準が必要です。
もし、身体の中心線が一つの基準になるとしたら、胸の左右差は一つの基準になります。
もちろん、一つの基準です。
差があるから悪いのではなく、機能が落ちやすい。または落ちているということを身体の形があらわしているということです。
目標は咳を止めることではなく、そういうアンバランスをできるだけなくすことです。
そうすれば自然に治まるものは治まってきます。
だから咳だけを止めようとしても難しいのだと思います。
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