「縁」
東京支部のメンバーが書いてくれました。
「縁」とはホントに不思議なものです。
彼女と最初にあった時、左足の調整をしたことを今でもハッキリ覚えてます。
一瞬の変化に、かなり”吃驚!”していたのを思い出します。
しかし、スピ系はヒドイよね~(笑)
私は、その言葉が一番キライなのにね。
(知っている人は知ってますし、一緒にいればわかります)
何が問題で、何が問題でないかがわかれば、普通にできることです。
しかし、その中でも一番大事なことは、楽しむこと!!
それができない人は、どれだけ通ってもわからないかもわかりません。
素直に驚いて、素直に楽しいと感じてくれたからこそ理解してもらえたのだと思います。
★★★★★★★★★★★★★★★★★
縁とは本当に不思議なものだなとつくづく思います
『スピ系のスゴイ人がいるよ』
と友人から紹介され、伊勢参りついでの物見遊山気分で初めて勉強会に参加してから3年半が経ちました。
リハビリの専門士でもあり、鍼灸マッサージ師でもある私はそれまで西洋東洋問わず色々な勉強会に参加しましたが、カリキュラムで期間が決められているもの以外で、こんなに長く通っている勉強会は他にありません。
勿論、私の理解が遅い事が主な要因ですが、『絶対に分かるようになるから』と言い続けて下さる諦めの悪い中村先生と美味しいご飯と他では決して学べない事を教えて下さる濱井先生、温かく学び合える場を提供下さる御薗治療院のスタッフの皆様と素直に分からない事を共有できて励まし合える仲間に、飽きたり諦めたりし易い私は大いに助けられてきました。
そんな中つい最近『あ〜、こういう事か〜』とまさに学んできた事が腹落ちする出来事がありました。
それは脳内に蓄積した情報が整理されて血肉になっていったように感じた瞬間でした。
きっかけは、不具合や症状を惹起する異常を起こしている部位に対して私が何らかの治療をしても、患者さん自身がそれを意識する事でも動きや痛みが改善されていくのを目の当たりした事でした。
以前からその治癒過程は理解していましたし、アプローチもしていましたが、私の見立ての精度が以前と違っていたのです。
中村先生に教わっていた事は『治療の仕方』ではなく『観察・評価の仕方』だった事が漸く理解できました。
『異常なところが分かれば治ったも同然』
と当初から中村先生はおっしゃっいましたが、『治療法を習っている』という意識下にある間はそれが全く理解できていなかったのです。
リハビリの業界ではその方の心身の状態や能力を把握する事を『評価』と言いますが、中村先生はその評価の仕方が自他共に認める変態具合で、まさにこれが私に最も足りなかった事でした。
同時に私は治療中に大きな変化を求め過ぎている事にも気がつきました。
何とか患者さんの期待に応えようとして、色々とやり過ぎていたのです。
それはやってもらった〜感は出るのですが、患者さんの精神的満足度は得られても、肉体的には無駄な刺激であったり、反発を招いたりもしている可能性が高い。
不必要な時間と労力を消費している可能性が高い事にも気がつきました。
何故なら鍼数が激減した今でも、今まで以上の効果が出るからです。
治療手順は今迄通りですが、患者さんの見方、刺激の仕方、変化の感じ方が変わり、精度と再現性が飛躍的に向上しました。
足りないものが分かればあとは補っていくだけですが、元来雑で根気のない私には大変な苦行です。
ただ、これをやらないと前には進めないので、魔法使いを目指してマイペースでやっていきたいと思います。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★
評価の仕方は、確かに他にない特殊な見方です。
でも、その評価方法も脳神経系の機能を考えれば、普通に納得できるはずです。
医学の基礎をしっかり学んで、それに基づいたら、何も不思議なことではないということがわかります。
一番の彼女の成果は 同時に私は治療中に大きな変化を求め過ぎている事にも気がつきました。
なんじゃないかと思います。
動かないものは長い時間、強い刺激しても動かないだけでなく逆効果になります。
これも脳の仕組みを理解すればわかります。
大きな変化を求めている時は、次元の概念がわかっていない時です。
次元の話も講習会ではしています。
この考え方は、滅茶苦茶大事!!
基礎をやれば、誰でも訓練次第で普通にできます。
これを武器にして鍼灸の業界を変えたい。
心の底から真剣にそう思ってます。
変えなきゃ駄目なんだと思っています。
やってもらった感ではなく、何が必要で何が必要でないかを取捨選択できる術者を増やし、適切で優しい刺激を与えて身体を大きく変化させ、それによって心も変化することを、患者さんも術者も同時に実感してもらえます。
興味のある方は、東京か大阪のセミナーに参加してくださいね。
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