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指の怪我

怪我の後遺症も、よく観察すると一定の法則があるみたいです。

指をかなり深く傷つけ、骨まで達しているという怪我でしたが、よく観察してみると、DIP関節は指先の小指側、PIP関節は、母指側、MP関節は小指側という形で異常な腫れがありました。

やはり力が指先から体幹へジグザグに流れるのだと思います。

指を怪我しても、この法則は変わりがないんだなと思います。


それでは「気」の医学と言われる東洋医学的に観察してはどうか?

と考えてしまいます。

東洋医学(中医学かな)の解釈では、「気」は、衛気、営気、宗気、真気という分類をするそうです。

その反応を見てみると、宗気の反応が肉体以外の問題としてでていました。


宗気は、肺から吸入される清気と脾胃から運ばれた栄養のあるエネルギーが結合して生成されるとされています。

肺の呼吸鎖用や心臓の循環作用を補助するということなのですが、見る聞く言う動くという感覚や動きの機能にも関係あるとされています。


中医学なら、指の怪我で動きにくくなった状態を宗気と絡めて考えることは難しいのかもわかりませんが、胸部と指先だけが宗気の機能が落ちているみたいでした。

流れが滞ると、動作に力が入らないというような症状もあらわれることから、宗気は無関係ではないと判断し、調整を行うと、指の動きが良くなり、皮膚の突っ張りもよくなってきたみたいです。


中医学的な「気」の種類から考えても動きと関係するんだと認識しました。

「気」の作用と身体の動きというのは、宗気の問題だけではないと思いますが、宗気は、様々な関節の動きと関係するというのを確認しています。




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