圧迫骨折

知らず知らずのうちに圧迫骨折をして腰に痛みがあると言うことがあります。高齢者では、そういうことをよく聞きます。

一般的な考え方は、高齢で骨が弱っているから→牛乳とりなさい。ビタミンとりなさい。

運動は?→してはいけません。


ええ~!!


こういう指導をする医療関係者は、運動を何だと思っているのでしょうか?

指を動かすのも運動です。顏を動かすのも目を動かすのも運動です。なぜ知らず知らずのうちに骨折してしまったのでしょうか?

そんなことあり得ないはずです。

圧迫骨折はコルセットをして安静にするという方法をとりますが、本当にそれで良くなるのが疑問に思わないと駄目です。高齢者はそもそも大きな動きをしていません。


高齢者ではありませんが、重いものを持って胸椎下部の圧迫骨折をして10日目でしたが、動く時もそろそろとしか動けない状態でした。重いものを持ったからというより、身体が重い物をもつのに耐えられない状態だったからと考えた方が辻褄があいます。安静にしていると動きはじめが動けない。ジッとしていることができない人だったので、少しずつ動いて火事をしていたそうです。


程度にもよりますが、痛みをかばいながら動くと普段使わない筋肉ばかり使うので疲れます。その動きからバランスを崩し、余計な痛みを起こします。この余計な動きを作ってしまうと骨折が治り痛みがなくなっても、動きだけはずっと続きます。

つまり癖になるのです。これが慢性病の大きな元になっていくのだと思います。


そうならない為には、痛みが起こる寸前の動きを積極的にやることが必要です。骨折しているのは事実ですから、それに大きな負担をかけてはいけないのも事実です。しかし、痛くてそんなことはできませんから、どれぐらいが限界かは誰でもわかります。それより全体の動きを止めると大きな弊害が起こります。

骨折部位は、動かさないようにしても他の場所は出来る限り動かした方が良いのです。もちろん、これにはコツがいります。


その為にも、小さくゆっくり動くというのが重要です。ゆっくり動けば局部に負担をかけることはありませんし、そもそも小さな動きでは負担はかかりません。この方も10日たった状態の痛みは、かばったことによる痛みのウェイトがかなり強くでていたということです。


特に腕には余計な負担がかかるので、腕の調整をすると動きがかなりスムーズになりました。右手をついて立とうとすると強烈な痛みがあるので、腕で全体重を支え片寄った動きをしている状態です。右手も痺れる感じがあり、右足もかなり腫れたりします。

右の心包経、右胆経、左三焦経の調整をすると痛みがかなりなくなり、かなり楽に歩行できるようになっていました。あと左の腰椎5番の影響もあったので、これも調整してみました。

こういう時に腕の緊張は絶対になくしておいた方がショックが少なくなります。腕が緊張していると、腕を僅かでも動かすことで腕、背中腰へとダイレクトに振動が伝わってしまい痛みの癖がつきます。


そして、どこが痛いのかわからなくなるという状態になります。骨折の後遺症はこのように起こってきます。単なる安静がいかに害を及ぼすかがわかります。


10日たっているので骨折箇所はかなり良くなっているようですが、それ以外の問題で痛みが起こっているということを、この例はあらわしています。


動かさないと治らない。

しかし、下手な動かし方はバランスが崩れて余計な痛みが起こる原因になる。

うまくその中間で身体を動かすことで身体を固めないで最速で良くなっていくのです。


(実際の写真ではありません)

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