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鼻先の痛み

「気」の低下による異常は意外に大きな問題になることがあります。

顔面部から首や上腕部にかけて筋肉に「気」の低下がありました。栄気の低下でしたが、これらが眼輪筋や鼻筋、上唇拳筋、眼輪筋等々から広頚筋から三角筋の前側の一部を通って、上肢から前腕、母指につながっていました。

大腸経のあたりの経路に見えますが筋肉に入っている栄気の低下です。

これらを意識し調整すると一瞬で肩甲骨を動かした時の違和感がなくなっていきました。

本人も、「あれ、さっきまで動きにくかったのに・・・?」と言っていましたが、筋肉に入った「気」の低下がなくなれば普通にそうなります。

経筋的な反応のようにも感じますが、経筋とは違います。

あくまでも筋肉の関連系だと思いますが、よく観察すると、大腸経筋の経路と似ているというだけです。

この方は三叉神経痛がありましたが、一部分のみの痛みにまで改善しています。

神経の問題ではなく、筋肉の問題の可能性があります。

それが証拠に三叉神経の反応もなくなっています。最初は、三叉神経にも強くでていましたが、それがなくなってからは、顔全体に痛みがあったのが、鼻先だけになっています。

つまり、既に三叉神経痛はなくなっているということです。しかし、鼻先の痛みはあるので通院されているのですが、これの原因は全く違うということです。

そして神経の問題ではなく筋肉の問題になっていたということです。


原因が違っても、症状だけ残るというのはこういう現象が起こるのだとわかります。

炎症があって抗生物質を飲んで、強烈な症状は治まっても、範囲が狭まり、部分的に残るというような例は他の病気にも多々あります。

漫然と抗生物質を飲んでも効果はないのがその為です。




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