首の周囲を触ってみる


鎖骨の内側に現れる不思議な圧痛


呼吸が乱れても自律神経の働きが悪くなったり、精神的な異常を起こしたりしても鎖骨の内側の上部は何らかの圧痛が起こるのを観察することができます。なぜこのようなことが起こるのか?


解剖学的に考えられることを書いてみます。実は、昨日の歯の腫れの例は、このこととリンクします。


一般的には歯の腫れと聞くと、虫歯や歯の異常と考え、イコール歯医者となる訳ですが、歯の周囲の組織というのは、歯だけの問題に留まりません。


それは血管の解剖学を調べてみればすぐにわかります。重要な神経や血管、リンパが集中するところです。また神経の中枢である脳を栄養する血管も首を通って口腔の近くを通ります。


昨日の動画の例の方も疲労が蓄積し、最後に歯茎が腫れ体調が悪いと言った状態になりました。つまり歯の問題では解決しない全身症状があるということを意味しています。


話しを戻して、左鎖骨内側には、どのような血管があるか図を見てください。心臓から出た大きな血管は、脳に向かう上行性の動脈と体幹に向かう下行性の動脈があります。上行性のものは、右側に行く腕頭動脈、左側に行く左総頚動脈と左鎖骨下動脈にわかれます。

ここで3つにわかれます。左2、右1です。


このことを考えても、左側は、大きな動脈から二本の動脈がでている訳ですから、右側より重要度は高いのではないかと考えられます。


つまり左側の鎖骨内側は解剖学的にも特別な意味を持っていると考えられます。

心臓から出た血管の下行性の動脈は、下に向かうので弓状に曲がっています。


血管が曲がるということは、そこで大きなストレスがかかる可能性がある訳ですから、弱い部分だとも考えられます。


つまり体調の変化と共に異常があらわれやすい部位だと言える訳です。


解剖学的には左鎖骨内側はこのような意味からも特別なものなので、体調の変化があらわれやすいと考えられます。実際に強い圧痛が起こりやすいのです。






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