触診の見方の感想
12月の東京三鷹セミナーに初めて参加してくれた先生が感想を書いてくれました。
最初の頃と違って、臨床をしてもらってからの感想です。
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身体の見方で、ん?
という時があります。
つまり、そこから迷いが生じてしまい、結果的に頭を使っての診断という事になるのですが、そうするとあまり正確な診断になっていなかった様に思います。
その迷いすら生じさせないのが、中村先生から教えていただいた瞬時に判断という事です。
私は、とにかく考えてしまう。
頭で判断した事は浅知恵なのにと、分かっていてもです。
瞬時に判断する方法は、セミナーで分かりやすくパターンを教えて下さいますから、手の動かしずらさで力が入ってるか見るのや、膝の動かしずらさなど、その通りにやる。
先日、気血水のバランスを瞬時に判断した所、体組成計の水分分率で測った時に言われた事と同じとビックリされました。
下手したらすぐに思考が入ってきてしまうのですが、そこをあえて停止させ、瞬時に判断という技術を習得させていくと、この様な機械に劣らない、もしくはそれ以上の判断が出来ると思います。
これからも日々精進していきます。ありがとうございます。
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とても嬉しいことに気づいてくれています。
無意識は、様々なことを教えてくれます。
無意識と意識は常に相互に関係してこそ働きます。
知識と直感は分けるものではありませんが、あまりにも知識が大きくなっていると頭でっかちになってしまい、情報を引き出せなくなります。
触診や筋力検査は、この情報を読み取る方法です。
ただ、感じることなのですが、知識が強いと感じたものを一瞬で入れかえてしまいます。
自分でも気づかないで入れかえてしまうのです。
その結果、知識を優先させてしまうのです。
それでは、新しいものは何も産み出せません。
新しいものを生み出すためには、まず感じてみる。
その感じ方が何故起こったのかを考えてみる。
その組み合わせで、確実なものにしていく。
この順番がとても大事なのです。
順番を間違えると感じることはできません。
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