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自分の感じ方

関西支部政木です。

続きです。

「病気は体の感覚の勘違い」

「治るとは理解すること」

「理解するには自分を感じること」

お作法を通して感じる

「病気は体の感覚の勘違い」

「治るとは理解すること」

「理解するには自分を感じること」

でした。

ただ闇雲に感じるだけでは、

「苦しい」とか「痛い」などの

不快な感覚があるだけです。

患者さんはたいていこの状態できます。

病気に限らず苦しいのは、この闇雲な状態です。

また、脳は最も不快な場所、1箇所だけを感じ取り、

2番手、3番手は感じないように出来ています。

そして厄介なことに、原因である場所は、

なにも感じない、不快度が3番手以降の場所にある場合が多いです。

自発的には何も感じないが、

少し動かしてみると違和感があるような場所ですね。

こうなると、自分の感覚はまず、あてになりません。

そこで外からの専門的な助けが必要になります。

「この動作やりにくくない?」

「左足の親指は地面につけにくくない?」

「右の腰はここまで動くけど左はこれだけしか動かないよ」

などなど。

私達の治療を受けると、

こういった、お作法をさせられることがありませんか?

そうしたお作法を通して体を感じてみると、

思わぬところが動かなかったりと、自ら気づくことがたくさん出てきます。

その気付きが、迷子脱出の鍵になります。

そして自分の状態と、自分の感覚が一致し始めます。

「言われてみればこんなところが動いてないな」

「押さえられるとこんなところまで痛いな」

「あ、こう動かすと痛くない」

「こうすると呼吸が楽!」

などと言った具合です。

現状把握。

お作法を通して、自分自身の状態を「認識する」

これだけでほぼ、病気は手なづけたも同然という状態になります。

どんな病気であっても、てなづけられれば不安感はぐっと減ります。

その不安感が最も大きなストレスとなっていたことに気づく方も多いです。

そして、お作法はそのまま効果的な運動にもなります。

認識するごとに体は活性化して行きます。

活性化すれば症状とは無縁の状態になっていきます。

症状が出る必要がなくなりますから。




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