疲れ
右肋骨は疲れとも関係します。
肝臓がその症状の鍵を握っているのではないかと思っていますが、肝臓そのものだけではなく、肝臓に流入する血管の反応であったり隣接する筋肉である横隔膜などの問題で疲れを感じ、その疲れが頭痛や目眩に影響しているのではないかと思います。
医学的には肝臓の作用は
解毒作用: 肝臓は体内に取り込まれた毒素や薬物を無害な形に変換して排泄します。
代謝とエネルギー貯蔵: 糖質、脂質、アミノ酸などの代謝を行い、必要に応じてエネルギーとして貯蔵(例:グリコーゲン)または利用します。
タンパク質合成: 血液中のアルブミンや凝固因子など、多くの重要なタンパク質を合成します。
胆汁生成と分泌: 脂肪の消化と吸収を助ける胆汁を生成し、胆嚢に送ります。
血液生成: 妊娠中の胎児においては、肝臓は一時的に赤血球を生成する場所ともなります(大人では骨髄がこの役割を果たします)。
ホルモン調節: さまざまな体内ホルモンの調節を行います。
免疫機能: Kupffer細胞と呼ばれるマクロファージが、感染症などから体を守るために作用します。
栄養素の貯蔵: ビタミンや鉄分など、体内で必要な栄養素を貯蔵します。
血糖調節: 食事からの糖の吸収や体内のエネルギー状態に応じて、肝臓は血糖値を調節します。
です。
肝臓の作用は、疲れと直接関係があるという訳ではありません。身体の疲れそのものは、他の原因からくることもありますが、肝臓自体が全身と深く関わっていることから考えると、疲れがあると肝臓にも異常がでてくるのではないかと考えられます。つまり、全身症状として肝臓が関係するのかもわかりません。
直接関係する訳ではありませんが、間接的に全ての機能と関係があるので、肝臓の反応がでているということは全体の機能が落ちていると言えるかもわかりません。
特に今年は暑かったので、身体に様々な負荷をかけて体力が総体的に落ちているからかもわかりまんが、右肋骨の動きの悪い人が多くみられます。
いつも左側の首の問題が強い人が、右にきたりすることがありますが、これは全身の作用が関係することがわかります。
そう思うと身体はほんとに複雑ですね。
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