病名に注目しすぎていないか?
糖尿病を患っている人は、
のどが渇く、水をよく飲む
尿の回数が増える
体重が減る
疲れやすくなる
などの症状が出やすくなります。
合併症は
糖尿病性網膜症:視力低下や失明の原因になる
糖尿病性腎症:腎不全の原因になる
糖尿病性神経障害:手足のしびれや痛み、感覚の低下などの原因になる
糖尿病性足病変:足の傷が治りにくくなり、壊疽や切断につながる
と考えます。
そしてそれぞれの症状に対して処置をする訳です。
各症状は、糖尿があるから?
それでは糖尿は何故起こったのか?
これを追求しないといけない訳です。
様々なアプローチがありますが、かなり考え方によって違いがでてきます。
血糖値が高くなったのは結果です。
その結果に導く何かの異常が続いているから様々な症状がでてくる訳です。
食の問題もありますが、一つの側面でしか捉えていないと大きなしっぺ返しをもらいます。
そういう食を好む何らかの精神的な異常があるかもわかりません。
複数の要素が絡み合って病気や症状は出ているのだと考えた方が現実的です。
視力低下や腎臓の機能低下、末梢神経障害、そして傷が治りにくくなるというのは、大まかにまとめると血の流れが悪くなっていると考えることができます。つまり、動きが悪くなったところと言えるはずです。
だからちょっと運動すると血の流れが良くなって調子が良くなったりしますが、どこが動かないのかがわかっていないと過剰な運動になってやがて痛みになってしまいます。
つまり、血の滞っている場所はどこなのか?
という問いを投げ掛け、そこを動かすには?
という疑問に答えなければなりません。
食も良い悪いという二元論的な考えではなく、どう感じるのか?
というのを基準にした方が世論に左右されなくてすみます。
つまり唯一無二の方法ができるということになります。
そんな問いをしていくことが基礎の考え方を作るのではないかと思います。
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