治療の完結
東京支部長が投稿してくれました。
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治療の完結
大局的にみて正確には治療は完結すると言うことはなく、どこまでも続いていくものだと思いますが、一区切りとして完結と言う表現をします。
私たちは日常生活で動きます。
当然ながら動けるから人生が楽しので
す。
私は、治療は動ける体になってもらって完結と考えたいと思います。
鍼や手技療法などを行い、痛みがなくなっても、その痛みをつくった元はどこにあるのか?
ひとつに動きがあると考えます。
そして、その動きの基本は姿勢にあります。
姿勢と言うと、大雑把な猫背や反り腰などのイメージもありますが、例えばつま先と膝の位置の捩れとか、肩甲骨の位置の片寄りなどの姿勢の癖が体の痛みをつくる要因になります。
動く前の基本姿勢が崩れていたら?
また痛みを繰り返す確率が高くなります。
したがって、痛みを根本的に改善するためには、治療家が姿勢や動きの説明を出来ることが必要であります。