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治す技術3

足首にある骨である距骨は、カゴの中の骨と呼ばれています。

なぜかと言えば、栄養している血管が少ないからです。

靱帯がくっついていて、そこからも栄養をえているとも言われています。


こんな大事な骨がなんで?

と思いますが、距骨や足根骨というのは、骨密度が高い。

血管栄養は少ないかわりに硬いということです。


骨密度が高くて体重がかかるので、必要な血流は、圧効果でも得られるのではないか?

と考えています。

距骨の自由度はかなり高いと思います。

もちろん、その動きは僅かです。


しかし、僅かな動きも触診なら簡単に捉えることができます。

無負荷筋力検査なら簡単に捉えることができます。


距骨や足根骨は、骨密度が高く、血管の栄養が他の骨と比べて十分ではありません。

だからこそ、僅かな力を蓄えやすく、それによって崩壊していきます。

常時かかる力によって、変化が明確になりやすいと言える骨です。

つまり触診しやすい骨と言える訳です。


柔らかい骨は、変化するので捕らえ所がありません。

しかし、距骨は硬いので、調整のポイントも明確になりやすいという利点があります。


男性と女性の違いと同様です。

身体の硬い男性は、力を蓄えやすく鈍感です。

女性は力を逃しやすく敏感です。


どちらが良いと言うのではなく大きな違いであり特性だということです。

現代社会は一緒にする文化です。

男女は大きく違うのに同じでなければならない。

それでは、見えるものが見えてこない。

特性を生かし切れない。


特性なので、その特性を生かした方が効果的です。






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