治す技術3
足首にある骨である距骨は、カゴの中の骨と呼ばれています。
なぜかと言えば、栄養している血管が少ないからです。
靱帯がくっついていて、そこからも栄養をえているとも言われています。
こんな大事な骨がなんで?
と思いますが、距骨や足根骨というのは、骨密度が高い。
血管栄養は少ないかわりに硬いということです。
骨密度が高くて体重がかかるので、必要な血流は、圧効果でも得られるのではないか?
と考えています。
距骨の自由度はかなり高いと思います。
もちろん、その動きは僅かです。
しかし、僅かな動きも触診なら簡単に捉えることができます。
無負荷筋力検査なら簡単に捉えることができます。
距骨や足根骨は、骨密度が高く、血管の栄養が他の骨と比べて十分ではありません。
だからこそ、僅かな力を蓄えやすく、それによって崩壊していきます。
常時かかる力によって、変化が明確になりやすいと言える骨です。
つまり触診しやすい骨と言える訳です。