治す技術2
まず自分を高めるためにはじめたことは、足を徹底的に観察することをやってみました。
骨の解剖学を学んでみると骨って面白いなぁ~と感じます。
なんで距骨ってこんな形しているんだろう?
足にさまざまな方向に体重をかけてみてどう感じるのか?
そんなことを毎日やってみました。答えがあるようで、答えはありません。これが正しいというような答えはないということです。
力を伝えるのに、こんな形をしていなくてはならなかったのか?
それはどんな力なのか?
足に体重がかかるってどういうことなのか?
片脚立ちになったら体重がかかるのか?
などなど、考えられることを考えてみました。
なぜ、足かと言えば、やはり全体重がそこにかかるからです。
穴も足首には多くの穴があります。
つまり、そこは重要なところだと思いました。
健康状態が悪くなれば、足首や足首から少しあがった下腿部には何らかの問題がでやすくなります。
そう思った訳です。
とくに距骨の周囲、内果、外果の周囲には問題が多くあらわれます。
何人も足首を触ってみると、それなりの共通点があります。
その共通点は、異常な緊張のあるところです。
これは知識ではなく実感です。
今となっては、それが動きにも関係し、機能にも影響することもよくわかります。
足首のことを勉強しただけなら絶対に知り得なかったものだと思います。
どれだけ頭で理解していても、感覚がつながらないと結局は何の役にも立たないと今は強く思います。
もちろん、感覚だけでも駄目です。
知識と感覚が同じになることで更に発展的なことが予測できるようになってきます。
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