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最近よく考えます3
- Shyuichi Nakamura
- Mar 3, 2023
- 1 min read
立って手を前に出した時にバランスをとれるのは、皆さん当たり前のことだと思いこんでいますが、これは当たり前のことではありません。
これができるためには、橋網様体脊髄路と延髄網様体脊髄路が協調して働く必要があります。
橋とか延髄ってどこにあるかと言えば首の上にある脳神経です。
片手の重さは体重の6パーセントです。
50キロの人だと3キロぐらいある訳です。
2リッターのペットボトルより重たいわけですから、そのバランスをとるためには、下半身に後ろ向きの力がかかり、後ろ側に重心移動をしなければなりません。
クレーン車が、重量物を持ち上げる時、アームを出して倒れないようにするのと同じです。
そうしないと倒れてしまいます。
それを無意識に行っているのが、網様体脊髄路ということです。
首の調整をすると、腰の痛みが楽になるのは、この網様体脊髄路を刺激しているからとも言えるわけです。
上部の首は、身体の姿勢制御に関わっているということですね。
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