昨日は大阪セミナーでした
東洋医学とは何か?
からはじめました。
東洋医学とは何かと聞かれて、納得できる話を一般の人にもわかるように説明するってものすごく難しいと思います。
東洋医学の基本は、太極から陰陽が別れて、四象になって、それが八卦になった。
という基本的な原理があります。
これは何を言っているのか?
とても簡単な説明ができます。
それはコップの中に赤色のインクを一滴落としたのと同じ。
最終的には混ざり合って紫色になる。
紫の水になったのではなく水と赤色のインクが混ざり合って、紫に見えるようになっただけ。
つまり元々は水と赤インクだけなんだと言うことです。
この話は物理学者が言っていたことですが、東洋医学の説明にものすごく役立ちます。
陰と陽が混ざり合った世界が私達が見えている世界です。
それを元に戻すだけです。
元に戻すと言っても混ざり合っているのに元には戻りません。
それをどう理解するのか?
そういう説明もしました。
見た目の世界と元の世界
元の世界は元の世界です。
それが組み合わさっている世界
それが現実世界です。
だから「陰」と「陽」が混ざり合っている世界が見えている世界と言えます。
つまり、「陰」と「陽」にわかれる。
夜なら「陰」「陰」「陰」「陰」「陰」「陽」
昼なら「陽」「陽」「陽」「陽」「陽」「陰」
「陰」と「陽」に完全にわかれるのは一瞬しかない。
というか一瞬もない。
その一瞬を捉える。
まさに微分、積分の世界です。
そんな形になったものが見えている世界です。
だから、2、4、8、16、32、64、128、256、512、1024・・・
という数字には意味があります。
コンピューターと同じ世界観を東洋医学は持っているのです。
現代社会で活躍するコンピューターの技術と東洋医学の根幹の技術は同じ二進法です。
それが混ざり合って病気が起こる訳です。
それを0か1、緊張か弛緩かという感覚で判断していくのです。
感覚は一瞬を切り取れますが、高性能な機器であっても、この一瞬を切り取ることはできません。
切り取っても次の段階にどんどん変化していきます。
それをできるだけ時間をおかずに、見ようと思えば、感覚を使うしかないのです。
会を増すごとに面白くなってくるという評価を受けました。
そうなんです。
ジワジワと浸透してきます。
そして世界が見えてくる。
単純なものから見えている世界が作られているのだと実感することができるようになってくる。
それが私のセミナーの醍醐味です。
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