強烈な腰痛が昨日から

かなり痛そうな感じで入ってきました。当然ですが動きもノソノソしています。椅子に座るのものっそりです。


右側全体に反応があります。前面というより側面です。六経弁証で言えば少陽病です。直接少陽に入った感じで少陽利水で少陽病の反応はなくなると判断しました。

水分を取り過ぎていると右と左で水分の代謝が違う場合が起こるように感じます。舌診などで水分代謝異常があると判断できても、それがどこにどんな深さで存在しているのかを理解していないと、どこを利水すれば良いのかもサッパリわからないと思います。

漢方薬の効果は、術者の思いによってかなり変化します。もちろん鍼治療は更に変化していきます。


五苓散を身体に近づけると右半身が全体的に柔らかくなりました。五苓散と同等の鍼治療を行うと、一瞬で水分代謝が正常になって痛みが楽になったようです。座っている姿勢も変化してきたので本人もそれに気づいています。


「なにこれ~ふっしぎ~」という答えが返ってきます。



腰痛で五苓散が適応すると言っても漢方をやっている人は信じてはくれないと思います。なぜなら、五苓散は、口渇、尿量減少するものの浮腫、ネフローゼ、二日酔い、急性胃腸カタル、下痢、悪心、嘔吐、眩暈、頭痛などに効果的と言われているからです。保険適応もこのような症状がないと使えないのではないかと思います。


しかし、その元となっているのは水分の片寄りです。利水の代表薬である五苓散は、直接関係のある口渇や尿量減少を目標にしますが、そんな症状がなくても十分使える漢方薬だとわかります。胃腸が弱って水分代謝異常があり、少陽利水の適応があれば、様々な症状に使えるのではないかと思います。


当然、立ち座りも楽になり、歩行もサッサと歩いています。この刺激のみですから、一穴の調整で完了してしまうのですから、取捨選択するというのはとても重要なことです。しかも置鍼もしていないので、一瞬で身体の緊張は変化します。

置鍼は殆ど行わないので、坐位のみで調整できるのも当院の特長です。




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