子供のルール
子供の頃、公園で野球をしていました。
今ではあまり見ない光景なのかもわかりませんが、近くの公園で子供達が集まって野球をする訳です。
しかし、その公園は、中心にお城のようなものがあり、普通の野球のような四角形のベースを作れません。
こういう時に子供は考えます。
三角ベースにしようぜ!!
となる訳です。1塁、2塁しかなく、3塁はないのです。
細長い土地でもこれなら野球ができます。
要するにピッチャーとキャッチャーがいて、バッターがいれば成立する訳ですからベースはオマケみたいなものと考えた訳です。当然ですが、色んなものが制限されます。
しかし、そのルールでも無茶苦茶楽しかったのを覚えています。
ズルをして、そんなんあかんやん~!!
と言っても、そのまま、まぁまぁという話しになってしまうこともあります。
野球をベースにした新しいルールです。
だからホームランを打たないと、なかなか点が入りません。
必死で大振りして、三振が連発する訳です。
それでも十分楽しかったことを今でも思い出します。
今は、あんなお城のような高い遊び道具ってあるのかなぁ~?
その公園には飛行機の形をした雲梯みたいなものがあり、子供達の間では飛行機公園と言われていました。
ちゃんと名前はあっても名前で正式な名前で呼ぶ子供はいません。
その公園には様々な思いでがあります。
ズルをしてもOK
ルールが急に変わってもOK
三角ベースでもOK
そんな臨機応変なルールでスポーツもどきができた子供時代を懐かしいと思っています。