大腿部の肉離れ?
怪我でも肉離れは、筋肉の損傷です。
「肉離れ」は、筋肉が強い力や急激な動きによって一部が裂ける状態を指す俗称です。正式には「筋肉の損傷」または「筋挫傷」と言います。筋肉は、通常、筋繊維が束になって形成されており、この筋繊維が過度のストレスにより裂けると肉離れが発生します。
具体的な症状としては、以下のようなものがあります:
急激な痛み:筋肉が裂けると、激しい痛みを感じることが一般的です。これは通常、特定の動作を行ったときに発生します。
腫れやあざ:肉離れが発生した部分は腫れ上がることがあり、内出血によりあざができることもあります。
弱さや可動範囲の制限:損傷した筋肉は通常、力が入りにくくなり、関節の可動範囲も制限されることがあります。
肉離れは、激しい運動や筋力トレーニング、あるいは適切なウォームアップなしに急な運動を行ったときなどに起こることが多いです。
ウォームアップをキチンと行っても起こったりします。強い力加わった時に起こる訳です。
エコーで見ると、筋肉の隙間に血が溜まっている場合もあり、損傷を起こした周りが全体的に腫れたりします。
つまり内圧が高くなっているということです。内圧が高いことで痛みを感じたりします。
長期間肉離れが治らない場合、この内圧を引き起こしている血がうまく全身に吸収していかないのではないかと思います。
だからこそ怪我をした部分だけを観察していても意味はありません。
このような場合でも全身に影響はでます。
というか怪我を全身でかばっている状態になるので、全身における異常を調整しないと怪我の治りが悪くなります。
患側ではない対側の側胸部の反応があり、この側胸部の調整は、脾経の陰陵泉と胸郷でした。もちろん、取穴は左右にわかれますので両側に刺激することはありません。
これで患部の圧力が減りました。
つまり触診すると圧迫感が少なくなるのです。
圧力がなくなるということは血が流れ始めたと言えると思います。
これをきっかけにして、局所の血流が改善することで、治癒力が増すのではないかと想像できます。
それが証拠に蹴った時の痛みが減衰しました。
走れるかどうかは局所の圧力がどれぐらいひくかどうかで決まってきます。
あとは自然治癒力の発揮です。
やはり身体は全身で一つなのだと言うことを実感させられます。
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