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可動域があがるは良いことか?

関節が柔らかい=健康


という誤った知識が蔓延しているように思います。

これをなぜ誤りだと言えるかどうかです。


きっと、身体が柔らかいということは「やなぎに雪折れなし」みたいに考えてしなやかであることが健康にも良いと考えている人が多いからなのだと思います。

これって何の根拠もないし、なんとなく、そんなもんじゃないかなというイメージがそういう雰囲気を作ったと考えて間違いないように思います。


しかし、常識的に考えて、やなぎで家を立てる人はいません。

なぜなら、支持する力が不足しているからです。

一般的に用いられるのは、スプルース、パイン、ダグラスファー、ヒノキ、杉だろうと思います。

模型などに使われるバルサ材などは、軽くて加工はしやすいですが、家を建てるには強度が不足です。


特に日本のように地震が多い国では、軽くて柔らかい材料を使えば、倒壊するのは目に見えています。


身体は動く家です。

強度と柔軟性が絶妙に備わっていなくてはなりません。

強度だけでも柔軟性だけでも駄目です。


家は移動しませんから、強度が重視されます。

しかし、身体は移動するので、ある程度の可動性や柔軟性が必要ということですが限度があります。

柔らかい=健康という誤った認識から柔軟性を重視する傾向が強くなっています。

肩甲骨剥がし、股関節の柔軟等々柔らかくなったら良いと考える風潮は大きな問題を抱えていると思います。


例えば股関節の柔軟をして、股関節を痛めたという話は普通によく聞く話です。

硬い股関節を無理にグイグイ動かしたら痛めるのは目に見えています。


そもそもなぜ硬くなるのかを知っている必要があります。



 
 
 

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