ストレスの正体
ストレスの正体とは何か?
私は、力が抜けないことなのではないかと思っています。
精神的なストレスというよりも、身体の力が抜けなくなったことで、ストレスを強く感じるのではないかと思っています。
ストレスを単純に人間関係から起こると思っている人もいるかもわかりませんが、それだけではありません。
身体に問題がでることで、ストレスを感じるように思います。
だから精神的なストレスがなくなっても症状が続くことがあります。
もしそれだけが原因ならストレスがなくなれば症状はなくなるはずです。
だから、カウンセリングを受けただけでは、うまくいかないということが起こるのだと思います。
強いストレスというのは、意識しない身体の不調です。
理由がわからないような身体の不調は、大きなストレスになります。
このような場合、精神的なアプローチだけではなく身体へのアプローチが必ず必要になってくるのです。
肉体と精神は繋がっているというのは誰しもわかっていることですが、それを強く実感することが大事です。
悩んでいても、身体をメチャクチャ動かすとスッキリしたりするのは、その一つのあらわれです。
しかし、無暗に身体を動かしてしまうと、身体が悲鳴をあげて、痛みが出たりして動けなくなることもあります。
それがまたストレスにつながってしまったりするのです。
身体を動かしていないと落ち着かないという症状も一種のストレスです。
また最初は身体を動かすことで解消されていたものが、何かのきっかけで動けなくなってしまうと、更にストレスを強く感じることになります。
そうなると、身体を動かすことすらできにくくなり、身体が固まって力を抜くことができません。
そこが大きな問題です。
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