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物質的な考えだけで物事を考えようとしてしまうと、どうしても乗り越えられない壁があります。


もちろん情報だけでは物を動かす力はありません。しかし、物を動かすには、まず情報が必要です。


情報がないと、どこまで何を届けてよいかがわかりません。

宅配便なら、迷子になってしまいます。

インターネットなら、正しく情報が送られないことになるのでとんでもないことになるでしょう。


情報を区別したり、精査する必要がある訳ですが、もし、それが狂っていたらどうでしょうか?

難病と呼ばれるものは、そういう情報が狂ってしまった可能性は否定できません。

物理的なことだけではなく、情報が狂ったので、その情報を正常にしたら、よくなる症状はもっともっと増えるのではないかと思います。


単なる肩凝りや腰痛であっても、難治性のものは多くあります。

様々な要因があるので、その要因を正常化させることが必要なのではないかと思います。


そういうことを、ずっと考え続けて、動きを観察したり変えてみたり、意識を変えてみたりして、人の身体を観察してきました。ただ、それだけで身体は変化するのですが、人の身体からでてくる情報は、本当に千差万別です。


ピッタリ当てはまることは少ない。


つまり、それだけやってもわからない。

それが人間なんだと確信します。


それを少しでもわかろうとするには情報を精査する技術が必要です。

それを学びに来ませんか?






下垂体は、成長ホルモンや甲状腺刺激ホルモン、副腎皮質ホルモンなどを分泌することで、骨や筋肉などの成長促進や様々な代謝に関わっているとされています。


このホルモンが過剰に分泌されたり少なかったりすることで病名がついてしまいます。

目の奥にある下垂体に要素が出やすい人は、筋肉や骨に問題が出やすいということなのではないかと思います。


関節に問題があって目の奥に反応のある人は一つの要素となります。


そんな状態の人が肩がこるとか背中や首の痛みがあると言って、無闇に首をマッサージしたり、強刺激を行ったりすると逆に体調が崩れることもあります。

こういう人に無闇なマッサージは禁忌です。

揉み返しというレベルではないので注意が必要です。


症状に気づく人と気づかない人がいますが、目の奥の痛みや違和感を伴う肩や背中の懲り痛みは気をつけて欲しいと思います。


表現は適切かどうかわかりませんが、筋肉がコンニャクを触っているような感じです。


犯人は筋肉ではなく、下垂体や視床下部にあったりします。

このあたりに熱の要素があったりすると、上記のような症状が起こりやすくなります。


だから痛み止めを飲んでも注射をしてもなかなか良くならないということが多いのです。


要素を知るためには、身体の観察方法を変えなければなりません。


専門家のセミナーでは、それを学んでもらいます。そして、得られた要素から何を連想できるのか?

解説していきます。







症状に囚われないで身体を観察していくと、それぞれの要素が症状とつながっているのがわかるようになります。

腰痛にはこの治しかたとか、肩凝りはこの治しかたというような方法論は一般的に効果的に見えますが、方法論は一か八かという結果になりやすいという性質があります。


当たれば大きいですが、外れたらゼロに近いということです。


要素を観察すると、全く無関係に思えるところが、その腰痛の40%と関係があったりします。

要素を観察する方法は、一つ一つを崩していくようなやり方に近くなります。つまり確実に一歩を進めることが出来ます。


腰痛になる要素はあらゆるところに点在しています。

それを観察していくことで、建設的に症状を改善していくことができるようになってきます。


★★★★★★★★★★★★★★★★★

大阪支部政木です。

症状を作っている原因はなにか。

その原因を


「先に決めてかかる」

「その場で導き出す」


2つの取り組み方があります。

一般的にある「腰痛は~で治る!」「腰痛の原因は~だった!」

というのは、「先に決めてかかる」考え方です。

対して、これはどうなっているのか、どんなことが原因になっているのか。

その都度、原因を探っていく。

これが「その場で導き出す」考え方です。

先に決めてかかる考え方は、誰かが過去に経験して導き出した答えを、

患者さんに当てはめていく作業になります。

私の経験上、ほとんど当たらないと思います。

今日の診療も腰痛の方はおられましたが、腰痛になった経緯、痛み方、腰の状態、

有効な対応策が同じ人は一人もいませんでした。

対して、その場で導き出すパターンは、リアルに対応するので当たる確率は

自ずと高くなります。

リアルに分析していくと、主訴というものはあまり大切じゃないこともわかります。

痛む場所は、ただの力のしわ寄せが大きい所であったり、

全身に広がる異常の一番感受性の髙い場所であったりしているだけだったりするのが

よくわかります。

なぜ、腰を痛がるか。

なぜ、腰が痛くなる必要があったのか。

常に原因を導き出すように対応していると、そういったストーリーも見えてきます。

病む必要がわかれば、治る道筋も必然的に見えてきます。

そういったものの見方を養うとで、病気の存在理由もなんとなくわかるようになってきます。


自分自身がどういう考え方で取り組んでいるか。

日々の診療で常に意識していきたいものです。



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