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駐車場で駐車券をとる動作で肩の痛みがある。


そういう人は多いのではないかと思います。

後ろのものをとる時に肩が動きにくくズキッとした痛みがある。


あくまでも一つの要素ですが、水滞の要素が首、肩関節を中心にでていました。

しかし、肩ではなく、動きは肩甲骨の動きが悪くなっています。肩甲胸郭関節といって肩甲骨と肋骨の動きを水が滞る形で制限していたと言う状況です。

しかも、内転しながらの挙上だけです。


こういう時に筋肉だけを考える人の場合、肩甲挙筋や僧帽筋の異常ではないかと考えてしまいますが、そんな単純なものではありません。

水滞の反応が、側頸部から顎にまであります。肺にも影響しています。手首にも肘にもです。


他に、どんな要素があるでしょうか?

精神的な「思い」が右のお腹を中心にでていました。


??


思いって?

と思うかもわかりませんが、思いの反応が身体にでているのです。

そんな馬鹿なと思うかもわかりませんが事実です。その反応がなくなると肩の動きに変化が出るかどうかを観察すればわかります。


実は、大腸の盲腸から上行結腸に「思い」反応がでていましたので、手を右の上行結腸のあたりに当ててもらうと、肩の動きがよくなります。

動かしやすくなるということです。

刺激をやめると症状が戻ります。


あきらかに関係があるということだと思います。ここで単純にお腹に手をあてた場合と術者が「思い」と意識した場合では、その変化に大きな違いがおこります。


手を当てるのは同じ行為です。

しかし、現象は全く違ってきます。

これも情報が体に大きく影響しているということのあらわれです。


また、それと同時に水滞反応も消えていきました。つまり、お腹の要素と肩の要素が混じりあって存在している異常だということです。


肩だけ見ていてはどうしようもないし、物質的なものだけを見ていてもどうしようもありません。

そして、術者が何を思っているかということによって、大きな違いが出てくるのです。


正にに、情報は力です。




いつも思うのですが、病気になる為には、どんな条件が必要なのか?

ということです。

アレルギーであったとしても、感受性のある人とない人がいます。

スギを敵視して、スギをなくそうなんて、医療の名のもとに林業を衰退させる為の政策なんじゃないの?


って思います。

考えが短絡的すぎる。


過敏な人と、そうでない人がいる訳ですから、その違いは何かを研究する必要があると思います。

そして、それを止める薬じゃなく、どうすれば過敏にならないかを研究する必要があると思います。


その要因は、個人的に沢山ありすぎて、どうしようもないからスギをなくせ!!

と言っているのでは?

とも思います。

わからないをわかるにしたいだけの考えだと思います。

きっとスギをなくしたら、また違う問題がでてきます。

方法論というのは、どれだけ頑張ってもその場しのぎの部分があります。


スギと言う一つの原因は単なる要因です。

100%じゃない。

要因と要因が絡み合って、とんでもない症状が生じています。

その要因を突き止める必要があります。


だからこそ、情報が必要なのです。

生きた情報を集め、そこから推測する何かです。

もちろん、それも常に変化します。




情報を使って刺激を行うと、刺激量に対しての影響力が大きいということがわかります。


つまり、一つの刺激を行って、与える影響が大きく全身的だということなのです。

一箇所の刺激によって、手にも足にも体幹にも影響を及ぼすのであれば、それを使わない手はないということです。


肘の痛みがあって、雑巾が絞れない。

なんて症状も、肘しか見ていないと全身に影響しません。

もちろん肘も一つの要因ですから肘も観察できないと意味がありません。


右の肘の痛みでしたが、右の顎に水滞と熱の反応

お腹と左足に血滞と熱の反応

左足にも血滞の反応が複合的に作用して、最終的に右手首の小指側に血虚の反応


という情報を得ることができました。

水滞や血滞もあれば血虚もある。


そしてそれぞれに脉診も穴も反応があります。

右の顎は脾経(右食竇、左三陰交)心包経(左天泉、右大陵)

みたいな形で経絡と穴も対応していました。


もちろん、その人の場合です。

肘の痛みが必ず、そうなるとは限りませんが、それだけで大きな変化が起こります。


お腹にはお腹の経絡と穴の反応が血滞としてでていました。

一つの刺激が与える影響が大きければ大きい程、効果は全体的であり継続的です。


雑巾が絞れなかったのが絞れるようになり、何かの拍子に痛みが出る程度になっていました。二回目には、その痛みも消え、軽くなっています。


異常な要素がなくなれば効果が出るのは当たり前の話です。

効果が出ないのは、異常な要素がなくならないからです。そしてそれを捉えてないからです。刺激量の問題ではありません。

その要素は多岐にわたっています。

一つや二つは単純なものです。


細かく複数になっていると同じ症状であってもそう簡単にはいきません。

同じにしてパターン化したいというのは人情としてわかりますが、それはあくまでも人間側の都合の話です。

パターン化してしまうと、融通が効かなくなる。つまり技術が衰退してしまうということになります。



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