やりたい事を見つけなさいと言いますが、やりたい事を見つけられない時もあります。


この仕事は好きでやっていますが、途方に暮れて何をして良いかわからない時期がありました。

40歳を少し超えた時でした。


何もかもがわからなくなり、どうしたら良いのかわからない時がくるみたいです。そんな時やりたいことを見つけるのが非常に困難になります。


何がやりたいのかわからない人は世の中に多くいます。しかし、人と交流していると、自分のやりたかったことが見つかる時があったり、その人の為に何かできることをしようとしたりします。


それで一生懸命考える。

考えているうちに、それがやりたいことだったと気づいたりします。

やりたい事を見つけたいなと思ったら、人と交流することなのかもわかりません。


そして自分がこの人と思える人と一緒に居させてもらえるように努力することなのかもわかりません。

その人が要求することは自分のレベルを遙かに超えていることもあります。しかし、必死でやろうとしていると、自然にやりたいことになっていたりします。


きっと、そういう形でしか見つけられない物があるんだと思います。


それでもやりたくない時というのはあります。そんな時は何もしない。

徹底的に何もしない。


私もその時はできるだけ早く寝て、何もしないことに徹しました。日々身体を休めることに徹しました。

もし、あのまま頑張っていたら、きっと鬱になっていたかもわかりません。

そういう時に働くのが動物的本能なんだと思います。




仕事と一切関係のないことをやると頭が冴えてきます。

特に無になれるようなことをする。


私は物を作るのが好きなので、物作りをします。

一応の知識は必要なので、色々と調べます。YouTubeは情報の宝庫なので、様々なヒントがアップされています。


自分でも出来そう!!

と思ってやってみます。


しかし物の見事に失敗します。

なんでこうなるんや~?

ってなります。


そこで何度か同じ失敗をします。これがホントに楽しい。きっと少しだけMなのかもわかりません。

たぶん、ホームセンターで、キットみたいなものを買ってつけた方が安上がりです。しかし、それではサイズ感が微妙に違ったりして上手くいきません。

キットはあくまでもキットです。キットがうまく適合する時はキットを使いますが大抵は適合しません。


最近凝っているのが溶接です。

鉄ってこんなに歪むのか~と思いました。鉄は日常でありふれた材料です。それをくっつけたり切ったりして、新しいものを生み出すのです。日常に何気なく当たり前にある材料です。

しかし、掘り下げてみると、こんなふうに職人は苦労しているんだとわかります。ありがたみがやったことのない人の数百倍わかります。


キットを使って目的を達成する。

一から組み合わせて新しいものを作る。


どちらもできるものは同じであっても深みが違います。知識はキットを買ってきて置いた家具のようなものです。

歪みを計算し、水平を出し、直角に拘って溶接する為には、様々な知識と経験がいります。

そして何よりも根気がいります。


また手では切ったりくっつけたりできないので溶接する機械がいります。鉄を切る為には、鉄を切る機械がいります。

消耗品もいるし、作業をできるだけ有利にする為に定規やクランプ等々数えたらキリがない道具がいります。


絶対にキットの方が安い。

それは間違いありません。しかし、一度揃えた道具は、消えてなくなりません。何よりも一度身につけた経験は手に馴染んでいます。自転車に乗るのと同じで、長く乗らなくても乗ろうと思ったら乗れます。


そして、やる気になれば新しいものを生み出し続けることができます。


私がDIYをする時に拘っているのは、出来るだけ、出たとこ勝負の見切り発車をします。

ええ~い、やってしまえ~。

って感じです。

経験する為には失敗が必要だとわかっているからです。

そうすると必ず失敗します。しかし、失敗の意味がよくわかるようになるのです。

失敗しないと面白くないので、失敗をして経験を積んでいきます。


どちらが楽しいか?

私は考えなくてもわかります。


知識と感覚の重要性をヒシヒシと身にしみるように感じ取れます。

感覚のない知識は置物

感覚だけだと失敗しますが、貴重な体験を一杯します。

感覚から得られた知識は一生忘れません。


情報を入れすぎるな!!



一つのことを長くやっていると、何の為にやっているのかわからなくなる時があります。

この仕事を選んだのは高校の時ですが、直感的に自分に合っていると思ったことを思い出します。


間違いない根拠のない自信でした。

しかし、その気持ちを長く続けるにはやはりコツがいります。


何度やっても良くならない患者さん、そもそも現代医学で投げられた患者さん。

そんな人をどうやって良い方向に導くのか常に悩みます。

あまり悩んでいると悩んでいることに慣れてきます。

これに慣れるとやっぱりモチベーションが下がります。


そういう時は基本的なことを考えます。基本的なことは、東洋医学なら当たり前だとされていることを疑って考えることです。これはホントにホネの折れる仕事です。

長い歴史があるので、それを疑うというのは、余程何か根拠がないとできません。ある意味、西洋医学を疑うことより難しいことであり根気のいる作業です。


そして、無駄な知識を入れないでシンプルに考えること。

これは絶対に大事だと思います。知識が入ると感覚が知識に引っぱられます。どう頑張っても知識の方が利口な気がしてしまうので、そちらに頭が引っ越してしまうのです。

混沌とした状態を作っていないと基礎的なことを疑うことはできません。


しかし、そもそも原因がわからないのですから、様々な仮説を立てても良い訳です。単なる仮説であっても、感覚から呼び起こした仮説というのは、意外に外れはないものです。仮説があってこそ、新しい発見はある訳です。

色々試行錯誤していると新しい発見をします。


そこで本を読み返してみると、書いてあったりするのです。

ああ~やっぱりそんなことを考えていた人がいたんだなと思います。

一つの発見を本を読んで教えてもらったり誰かから教わったりせず、自分で仮説を立てて誰かの知識や本で読んだことと一致する。


どちらも結果は同じですが、深みが全く違います。知識は、本から得られますが、仮説は無から自分で見つけていかなければなりません。これがなかなかホネが折れます。

当たり前に思えるようなことでも、疑えばきりがない。それでも疑う。

そして一つの仮説が出来上がります。


回答を何かに求めない。

自分で探す。

誰でも知っている常識的なことを自分で発見したら、本当にモチベーションはあがります。長年やってやっと、どんなに経験を積んでいても新しい気持ちでスタートラインに立っている気がします。


はじめて鍼灸に触れた時と同じ気持ちを保ち続けます。

つまり楽しめているのです。

わかった気になっていないで、しっかり考え、感じ、結果を自分で出す。

そういうコツがモチベーションを下げないコツです。









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